食品メーカーの品質管理システムは「TOREPAS」にお任せ!(前編) 2024年1月12日コラム 食品メーカー向け品質管理システム「TOREPAS」は、品質情報管理(原料の回収~商品仕様書の提出)における業務課題を解決するクラウドサービスです。 2023年7月現在、食品メーカー150社以上に導入いただいており、菓子製造や麺類製造、乳製品製造、水産加工業など幅広いジャンルのお客様に導入実績があります。 本記事では、「TOREPAS」が選ばれる理由、特に便利な機能を簡単にご紹介します。 Contents1. 食品メーカー向け品質管理システム「TOREPAS」とは2. 「TOREPAS」が選ばれる理由2.1. 品質情報をデータベースで管理できる2.2. 強力な検索機能とスムーズな情報管理2.3. 原料・配合情報から原材料表示や栄養成分を自動生成2.4. 在宅ワークにも対応2.5. 業務を自動化することができる3. 部門別の課題 食品メーカー向け品質管理システム「TOREPAS」とは 「TOREPAS」は、食品企業の品質管理・商品開発業務を格段に効率化するクラウド型の品質情報管理サービスです。原材料規格書・配合・商品規格書の情報をデータベース化し、社内における情報共有、原材料表示作成/チェック、商品規格書作成、規格書の提出など幅広い業務のニーズに対応しています。また、Digital Automation Platform (RPAを活用した業務自動化・データ連携基盤)により、定型業務の自動化や他システムへの連携、業務にあわせた一部動作の柔軟なカスタマイズが可能です。 詳細はこちらからご確認いただけます。https://www.tsh-world.co.jp/torepas/ 「TOREPAS」が選ばれる理由 品質情報をデータベースで管理できる 原料・配合・商品を統合したデータベースを構築し、商品規格書の作成や、ラベルデータの作成、配合データの作成といった品質管理業務における重要なデータの作成を効率的に行えます。登録したデータは、購買部、品質保証部、研究開発部、営業部、工場など、全社で共有できるため、それぞれの部門のニーズにあったデータ活用ができます。 強力な検索機能とスムーズな情報管理 登録した原料や、該当する原料が使用されている商品などの条件検索が可能です。 例えば、販売中の商品データをリニューアルする際、A原料をB原料に差し替えするとします。検索機能を活用すれば、A原料を使用している商品を即座に一覧で抽出することができます。過去の履歴や新旧のデータ相違箇所の比較が容易となるため、スムーズな情報管理を行えます。 原料・配合情報から原材料表示や栄養成分を自動生成 配合情報と原料情報のデータベースを元に、原材料表示の作成や、栄養成分の計算を行うことができるため、Excelを活用した集計や、手動での情報入力、計算などの作業が不要となります。何より、これまで人が行っていた業務をシステムに代替することで、ヒューマンエラーの減少、作業効率の向上に繋がります。 在宅ワークにも対応 「TOREPAS」はクラウド環境で利用できるため、在宅ワークやテレワークなど様々な環境でご利用いただけます。近年、在宅ワークやテレワークは、働き方改革だけでなく、BCP対策としても有効であることが改めて認識されています。不測の事態に備えて対策をとっておくことは、結果的に企業の存続に繋がります。 ※BCPとは:企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。 引用:中小起業庁 BCP(事業継続計画)とはhttps://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.html 業務を自動化することができる 「TOREPAS」では、RPASolution(業務自動化)と組み合わせることで更に効率化が図れる「TOREPAS on DAP」を提供しています。「TOREPAS on DAP」は、簡単に言うとTOREPAS上で手動にて行っていた業務の一部をソフトウェアロボットに任せるサービスです。例えば、TOREPASの原料登録を自動化できる他、複数商品を対象に1つのテンプレート書式へ自動出力できます。 ※RPAとは:ロボティック・プロセス・オートメーションの略であり、ソフトウェアロボットを使い、ルーチンで繰り返す業務プロセスを自動化する技術です。人が行なっていた業務を機械的に任せることで、生産性向上や効率化を図ることができます。 部門別の課題 食品企業が抱える業務課題は様々ですが、「部門によってその課題が異なるのでどこから対策をとればいいかわからない」と思っている企業も多いのではないでしょうか。 部門課題の一例品質保証部・規格書の管理が煩雑になっているため瞬時に情報を引き出せない・栄養成分計算や原料表示作成/チェックに時間がかかる・商品規格書の作成・提出に時間がかかる・お客様や他部署への問い合わせ対応に時間がかかる商品開発部・規格書の管理が煩雑になっている・過去の試作との差異の確認に時間がかかる購買部・原料規格書の回収・チェックに時間がかかる生産管理部・実原価と設計原価の乖離、生産管理システムとの二重管理営業部・商品規格情報の回答・提出に時間がかかり営業機会損失やお客様に不安感を与えてしまう これらの課題解決策として、品質管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。導入を検討する際は、自社の状況と課題、問題点を明確にしておくことで効率的にシステム化を進めることができるでしょう。 「システム導入で何を解決したいのか」「自社における課題はどこなのか」社内で整理をしてから、システム導入を進めましょう。(後編に続く)