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原料規格書の回収は「TOREPAS BANK+」にお任せ(前編)

コラム

原料規格書は、「情報更新」や「法改正による更新」など常に最新版を把握する必要があるため、様々な要素から管理しなければいけません。また、取引先へ原料情報を依頼・回収する業務において、「依頼忘れ」「回収後のチェック」「保管場所」など業務フロー・ルールの明確化を行うことも重要です。DXが進む時代においては、メールでのやりとり、紙・印刷での管理・属人化の脱却を行い「業務の見える化」が求められています。

 

原料規格書回収管理サービス「TOREPAS BANK+」は、原料規格書の回収・管理をWebブラウザで簡単に行うことができるサービスです。原料メーカーと食品メーカーの規格書のやりとりをスムーズに行うことができます。

 

本記事では、「TOREPAS BANK+」の詳細やご担当者が抱える課題の解決方法、選ばれる理由などをご紹介します。

 

原料規格書回収管理サービス「TOREPAS BANK+」とは

「TOREPAS BANK+」は、原料規格書の回収・管理をWebブラウザで簡単に行うことができるサービスです。導入いただくことで業務効率化・省力化・コスト削減・リスク削減・事故防止等につながります。

 

■主な特長
(1)最新版管理
バージョン管理、履歴管理、操作ログ管理


(2)見える化
ファイルやりとり履歴、サプライヤー管理、担当者管理、やりとり進捗管理

 

(3)セキュリティ
暗号化通信、2段階認証、IPアドレス制限


(4)ワークフロー
申請フロー登録、申請フロー管理、個別ワークフロー管理


(5)クラウド管理
社内サーバー不要、クラウド一元管理

 

(6)働き方
社外からでも接続可能

 

サービスサイトはこちらからご確認いただけます。
https://www.tsh-world.co.jp/torepas/bank/

ご担当者が抱える課題

品質管理部門の方が抱える課題としては、以下が挙げられます。

 

(1)ドキュメントの最新版管理
企業間でやりとりしているドキュメントを紙で管理している場合、最新版を探すのが大変なケースが多いです。また原料メーカーに依頼をしていても、いつ受領したかや、やりとりの進捗までは管理できておらず、過去の情報を遡って確認している担当者が多いです。


(2)ファイル授受の履歴管理
原料メーカーとメールでやりとりしているためログが残らず、リスク回避に課題を抱えているケースが多いです。また、原料情報を印刷し、紙で管理している場合は、トレースができないという課題もあります。


(3)業務の見える化
担当者1人で原料情報の管理をしている場合が多く、進捗情報などが共有化できないという課題があります。


(4)法改正の対応
法改正の度に書類が増え、社内ファイルサーバーが圧迫されることが多いです。また、圧迫した場合、クラウド環境ではないため、簡単に拡張できないという課題もあります。


(5)属人化
属人化している業務が多く、担当者が変わった際の引継ぎが課題となっているケースが多いです。

「TOREPAS BANK+」が選ばれる理由

品質管理部門の方が抱える課題としては、以下が挙げられます。

 

(1)原料規格書の回収業務がスムーズになる

 

▼抱える課題
☑原料規格書の納期が守られない
☑再記入依頼・差し戻した原料規格書の状況管理に時間がかかっている

 

食品メーカーの多くは、原料メーカーに原料規格書の記入を依頼する際、メールや電話、FAX等でやりとりをしており、そのやりとりに膨大な時間と労力がかかっています。また、回収後も社内チェックや社内承認のワークフローなどがあり、原料規格書が完成するまでかなりの期間を要しています。

 

「TOREPAS BANK+」を導入すると、Webブラウザ上でそれらのやりとりを行うことができるため、規格書回収業務をスムーズに行うことができます。原料記入依頼のコメントと希望納期を設定できる他、原料メーカーが規格書をアップロードした後の社内における確認ルートを指定することができます。その後は、自動的に原料メーカーに記入依頼メールが配信されるため、やりとりにかかっていた時間を短縮できます。また、納期を過ぎると自動的に確認依頼メールが送信されるため(催促メール)、手間なく回収できます。

 

(2)規格書回収の進捗が把握しやすい

 

▼抱える課題
☑規格書依頼社数が多く原料メーカーの管理ができていない
☑取り扱う原料数が多く、管理ができていない

 

「TOREPAS BANK+」では、依頼情報や差戻し状況、やりとり履歴が一覧となって管理されるため、規格書回収の進捗が把握しやすいです。メールや電話でのやりとりの場合、過去のメールを遡る必要がありますし、そもそも履歴を管理していないケースも多いはずです。「誰が」「いつ」「どのような内容」でやりとりをしていたか管理することは、リスク管理に繋がります。

 

(3)原料メーカー側もメール送信等不要に

 

▼抱える課題
☑原料規格書の記入依頼に時間がかかっている
☑担当者情報などの管理ができておらず、担当者変更などに対応できていない

原料メーカーは、届いたメールから「TOREPAS BANK+」にログインし、記入依頼を確認します。ログイン後、原料規格書のフォーマットをダウンロードし、記入します。記入後は、原料規格書をアップロードすれば、アップロード通知が自動で食品メーカーに届くため、メールでの返信は不要です。また、「TOREPAS BANK+」上でサプライヤーの管理もできます。

まとめ

近年の食品表示に関する法令改正や、リスク管理対策などを理由に、品質保証担当者の業務量は増加しています。今後は、業務効率化・省力化とリスク削減・事故防止対策の両立が更に求められるでしょう。

後編では「TOREPAS BANK+」の機能を深堀していくとともに、導入効果などをご紹介します。是非、後編もご覧ください。