TOREPAS BANK+ 新機能「原料メーカー入力フォーム機能」のご紹介 2025年12月25日コラム食品メーカーと原料メーカーの間で日常的に行われている「原料規格書」のやり取り。 品質管理に欠かせない重要な業務である一方、その運用は今なおメールやExcelに依存しているケースが多く、現場ではさまざまな課題が生じています。 「最新版の規格書がどれか分からない」 「依頼したまま、提出状況を把握できていない」 「担当者が変わると、やり取りの経緯が追えない」 こうした声は、食品メーカー・原料メーカーの双方から数多く聞かれます。 この課題に向き合い、企業間の原料規格書管理を支援してきたのが TOREPAS BANK+ です。そして今回、新たにリリースされるのが 「原料メーカー入力フォーム機能」 です。 Contents1. Excel作成・メール送付からの脱却2. 入力方式でも、承認・履歴管理はそのまま3. 食品メーカー側の業務も、確実に変わる4. 規格書管理は「集める」から「活かす」へ Excel作成・メール送付からの脱却 従来の原料規格書提出では、原料メーカー側がExcelやPDFで規格書を作成し、メールに添付して送付する方法が一般的でした。 しかしこの方法では、 ・書式がメーカーごとに異なる ・入力ミスや記入漏れが起きやすい ・修正時に再作成・再送付が必要 といった負担が避けられません。 原料メーカー入力フォーム機能では、ブラウザ上の専用フォームに直接入力するだけで申請が完了します。 Excelファイルを新たに作成する必要はなく、入力された内容はシステム内部でTOREPAS書式の原料規格書として自動生成されます。 これにより、原料メーカー側は「作成作業」にかかる時間を大幅に削減でき、食品メーカー側も提出形式の違いに悩まされることがなくなります。 入力方式でも、承認・履歴管理はそのまま 入力フォーム方式になっても、TOREPAS BANK+の特長である ・承認フロー ・コメント履歴 ・申請・承認日時の記録 はそのまま利用できます。 「誰が・いつ・どの内容を承認したのか」が明確に残るため、監査対応や社内確認もスムーズです。 また、改定が発生した場合には、過去データとの比較機能を活用できます。 変更された箇所は自動で色分け表示されるため、確認作業の属人化を防ぎ、確認漏れのリスクを低減します。 食品メーカー側の業務も、確実に変わる この新機能の価値は、原料メーカーの「手間削減」だけではありません。 食品メーカー側にとっても、以下のようなメリットがあります。 ・提出状況を一覧で把握できる ・督促や進捗確認がシステム上で完結 ・書式が統一され、確認工数が削減される ・承認済みデータをTOREPAS原料DBへ自動連携できる 結果として、原料規格書管理業務全体の効率化・標準化が実現します。 規格書管理は「集める」から「活かす」へ 原料規格書は、集めること自体が目的ではありません。 正確で最新の情報を、必要なときに、誰でも使える状態にしておくことが重要です。 TOREPAS BANK+ の原料メーカー入力フォーム機能は、 ・入力 ・確認 ・承認 ・蓄積 までを一つの流れとしてつなぎ、企業間業務の質を高めます。 「規格書業務を、これ以上増やしたくない」 「人が変わっても回る仕組みを作りたい」 そんな課題をお持ちの企業にとって、本機能は大きな一歩となるはずです。 ぜひTOREPAS BANK+をご検討ください。