社員インタビュー(野口 悠一)

研究開発サポート部
課長
野口 悠一
Yuichi Noguchi
2008年入社
2025年7月取材当時
お客様の研究開発をサポートする
研究開発サポート部では、ICT分野で研究開発を進めるお客様に対し、システムやアプリの受託開発、エンジニアの常駐派遣といったサービスを提供しています。私は課長として、受託開発チーム、常駐派遣チーム、営業チームの3つのグループを統括しています。各グループの進捗状況を把握しながら、プロジェクトが円滑に進むよう調整やサポートを行うことが主な役割です。また、営業グループとも連携し、技術的なヒアリングや提案が必要な場面では、お客様との打ち合わせに同行することもあります。取引先の拡大に向けて、開発と営業の両面から取り組んでいます。

技術力を高めながら取り組める
研究開発の仕事は、一般的なシステム開発とは異なり、仕様が最初から固まっていないことが多くあります。限られたリソースの中で仕様変更や実現が難しい課題が生じるたびに、その都度調整を行う必要があり、難しさも感じます。しかし、お客様が目指すゴールに向けて全力を尽くし、「満足してもらえた」と実感できる瞬間は、大きなやりがいを感じます。
また、研究機関に常駐する場合は、業務の中で最新の技術に触れながら仕事ができる、とても恵まれた環境です。大学での研究は自分の興味がある分野を深く追求していましたが、仕事では必ずしも好きな分野だけに集中できるわけではありません。ただ、その分さまざまな分野に触れる機会が多く、幅広い知識を身につけることができる点は大きな魅力だと感じています。
主体的に挑戦したい人に合う社風

大学時代はプログラミングや情報系の分野を学んでいたため、就職活動では大学での学びを活かせる仕事を軸にしていました。研究室の関係で研究機関に足を運ぶこともあったため、研究所向けのサービスを提供しているTSHに興味を持ちました。会社について調べてみると、資本金などの基盤がしっかりしているだけでなく、新規事業にも積極的にチャレンジしている印象を受けました。自分の専門を活かしつつ、新しい分野にも触れられる環境だと感じたことが、入社の決め手になりました。
TSHは、やりたいことがあれば手を挙げることで、そのチャンスを得られる社風です。もちろん仕事なので、成果をビジネスに結びつける必要があり、決して簡単なことばかりではありません。しかし、周囲のサポートも手厚く、挑戦を後押ししてくれる安心感があります。
お客様に「任せて良かった」と思ってもらえる
価値を提供したい
お客様が研究に集中できるよう、細かな確認や進行管理など、周辺業務の負担を減らすことを常に意識しています。また、一緒に取り組む中でアイデアや提案を交わす場面があれば、積極的に意見を出すようにしています。多くの視点が集まることでアウトプットの質が上がり、より良い成果物につながるからです。お客様と同じ方向を向きながら、成果物を一緒に作り上げていくことに大きなやりがいを感じています。
今後の目標は、研究開発分野のお客様をさらに広げていくことです。そのために、マネジメント力やメンバー個々の技術力を磨き、お客様に「任せて良かった」と思ってもらえる価値を提供していきたいです。
