社員インタビュー⑥

マイグレーションソリューション部
システムエンジニア

中村 裕貴

Hiroki Nakamura

2016年入社

 

2023年12月取材当時

技術知識はもちろんですが
コミュニケーション力も必要

既存のシステムやソフトウェア、データを新しい環境に移行させるマイグレーションというサービスを提供している部門でリーダーとしてプロジェクト管理をしています。お客様との調整やスケジュール管理などが主な業務です。お客様や関係者への説明・提案する機会が多いため、技術知識はもちろんですが、コミュニケーション力が求められる仕事だと思います。

当社初の男性社員 育児休業を1か月取得

2023年9月に第一子が生まれ、妻と子どもの里帰りが終わるタイミングで約1か月の育児休業を取得しました。取得しようと思ったきっかけは、仕事で一緒になった別会社のプロジェクトリーダーの方が2か月間の育児休業を取得したことです。今の私と同じプロジェクトリーダーという立場の方だったので、正直驚きました。業務の調整や引継ぎなど大変だったと思いますが、身近な方が取得したのは大きなきっかけになりました。

また、昨今男性の育児休業の取得を促そうと制度改正などがされていて、取得への抵抗感が減ったこともきっかけの1つです。とはいっても、今の体制や立場で現実的に取得できるものなのか分からなかったので、まずは会社に話してみようと思いました。上司に相談したところ、「良いね」と育児休業の取得を後押しいただけたので安心しました。

会社に話した後に当社における男性社員初の育児休業取得と知り、驚きました。業務面の不安もありましたが、周りの方にサポートいただき、取得中は育児に全力投球できました。

業務から離れる不安があった

取得前は、業務から離れる不安がありました。1か月という短い期間の休業であっても、部門や業務の状況は常に移り変わるため、「浦島太郎状態」になったりしないか・・と不安に思っていました。ですが、いざ復帰してみると休業中にあった出来事、状況を皆さんが丁寧に共有してくれたこともあり、円滑に現場に戻ることができています。こうして一人ひとりの働き方を尊重してくれる環境はとてもありがいです。

育児休業を取得して改めて実感したのが、誰にも迷惑をかけないというのはやはり難しいということです。社会や会社全体で、次は自分が同じ立場になるかもしれないと思い、皆が気持ち良く、双方にサポートできる環境になると良いのかなと感じています。

時間の使い方や考え方に変化があった

育児休業を取得した1か月は、本当に怒涛の日々でした。想定はしていましたが、子供中心の生活がこんなに大変だとは思わなかったです。仕事をしながらでは同じように子どもと接することは確実にできなかったです。1か月と短い期間ではありましたが、育児休業を取得することに意義があったと感じています。

取得後は、時間の使い方や考え方に変化がありました。子供が生まれる前は仕事重視の考え方でしたが、今は効率の良い時間の使い方を考えるようになりました。育児の大変さを知ったので、妻と一緒に子育てしたいという気持ちが強くなりましたね。きっと育児休業を取得していなければ、このような考え方にはなっていなかったと思います。

迷ったらパパ育休を

男性の育児休業の取得を促そうと制度改正などがされていますが、実際に取得するには周りのサポートや理解が必要となります。当社では、男女問わず、一人ひとりの働き方を尊重する文化・体制が整っていると感じています。

もし取得するか迷っている方がいれば、育児休業を取得していただきたいなと思います。仕事をしていると、どうしても子どもと関わる時間が少なくなってしまいます。ですが、子供の成長は驚くほど早く、その時々でしか見ることのできない成長がたくさんあります。そんなタイミングを見逃さず、家族で子育てに取り組むことが重要だと感じています。

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