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品質管理のデジタル化、「Excel管理」から次のステップへ

コラム

食品業界において「DX」という言葉は、もはや珍しいものではありません。
生産管理、受発注、在庫管理など、さまざまな領域でデジタル化が進む一方、品質管理の現場では、今なおExcelが主役であり続けている企業が少なくありません。

「Excelで十分回っている」
「長年使ってきたフォーマットを変えられない」
「新しいシステムを入れるほどでもない」

こうした声は、多くの食品メーカーで共通しています。
ではなぜ、品質管理DXは“Excel管理”から抜け出せないのでしょうか。

 

 

Excelは「便利」だが「管理」には向いていない

Excelがここまで使われ続けている理由は明確です。
誰でも使える、自由度が高い、初期コストがかからない。
品質規格書、原料情報、配合表、確認履歴など、あらゆる情報をとりあえず形にできるのがExcelの強みです。

 

しかしその一方で、品質情報が増えれば増えるほど、Excelの弱点が表面化してきます。

・最新版のファイルがどれかわからない
・担当者ごとに保存場所や書式が違う
・メール添付でのやり取りが煩雑
・修正履歴や承認履歴が追えない
・「誰が・いつ・何を変更したか」が説明できない

これらはすべて、Excelそのものが悪いのではなく、品質管理という業務特性と相性が悪いことが原因です。

 

 

DXが進まない本当の理由は「仕組み化できていない」こと

品質管理DXが進まない最大の理由は、「ツールを導入していないこと」ではありません。
本質的な課題は、品質情報を“業務の仕組み”として管理できていない点にあります。

 

品質管理では、

・情報の正確性
・最新性
・履歴の明確さ
・組織内・取引先との共有

が常に求められます。
しかしExcel管理では、これらを人の注意力と運用ルールに頼らざるを得ません。

 

結果として、

「わかっている人がいないと回らない」
「引き継ぎのたびに混乱する」
「監査前に慌てて探す」

といった状態が慢性化してしまいます。

 

 

「まだ問題が起きていない」ことが最大のリスク

多くの企業がDXに踏み切れない理由の一つに、「大きなトラブルが起きていないから」という考えがあります。

 

しかし実際には、

・問い合わせ対応に時間がかかっている
・社内確認に無駄な工数がかかっている
・原料メーカーとのやり取りが属人化している

といった “見えにくいコスト”が積み重なっているケースがほとんどです。

 

そして、監査・指摘・トラブルが起きた瞬間に、「どの情報が正しいのか説明できない」という事態に陥って初めて、Excel管理の限界に気づくのです。

 

 

品質管理DXとは「脱Excel」ではなく「役割を分けること」

ここで誤解してはいけないのは、Excelを完全に否定する必要はないという点です。

 

Excelは、個人作業や一時的な整理には今後も有効です。
しかし、

・正式な品質情報
・社内外で共有するデータ
・履歴や承認が必要な情報

については、専用の管理基盤に任せるべき領域だと言えます。

 

品質管理DXとは、「Excelをやめること」ではなく、Excelにやらせすぎていた役割を、仕組みとして分離することなのです。

 

 

TOREPASが実現する“現実的なDX”

TOREPASは、食品業界の品質管理業務に特化し、品質情報を一元管理・履歴管理・共有できるプラットフォームです。

・規格書・原料情報をデータベース化
・修正履歴・承認履歴を自動で記録
・社内外で同じ情報を参照
・探す時間・確認する時間を削減

これにより、「人が頑張らなくても回る品質管理」を実現します。

 

Excel管理を続けながらでも、
「まずはここから」DXを始められるのがTOREPASの特徴です。

 

DXは“大きく変えること”ではなく、“楽にすること”

 

品質管理DXは、決して大掛かりな改革ではありません。日々の「探す」「確認する」「聞く」といった小さな負担を、仕組みで減らしていくことから始まります。

 

TOREPASは、これまでExcelやメールで管理してきた品質情報を、無理なく整理し、誰でも同じ情報にたどり着ける状態を実現します。
属人化を防ぎ、引き継ぎや監査にも強い品質管理体制を構築することで、現場の負担を減らしながら、将来に向けた基盤づくりが可能になります。

 

Excel管理を続けながらでも、「まずはここから」始められる品質管理DX。
その第一歩として、TOREPASの導入を検討してみてはいかがでしょうか。