opensource COBOL
メインフレーム/オフコンで稼働している既存システムを、OSS(オープンソースソフトウェア)を中心とした環境へ移行するサービスです。商用パッケージを利用する場合には、高額なライセンス費用および保守費用の発生やシステムのブラックボックス化、ハードウェアの変更に伴う高額な移行費用といった課題がありましたが、OSSを利用する事でこの課題を解消できます。弊社では、メインフレームやオフコンからの移行や、ACUCOBOLのマイグレーションにもMMS for OSSサービスがご利用可能です。
Overviewopensource COBOLとは
opensource COBOL
- 「OpenCOBOL」(※1) に日本特有のビジネス環境に即したカスタマイズ、メンテナンスを加えたものが『opensource COBOL』です。
 - COBOL85の標準構文に準拠しております。
 - OSSコンソーシアムのオープンCOBOLソリューション部会が日本向けに修正、拡張しております。
 - GPL(GNU General Public License)およびLGPL(GNU Lesser General Public License)で配布しております。
 
(※1)OpenCOBOLは、日本医師会総合政策研究機構 ORCAプロジェクトで開発が始められ、その原作者は西田圭介氏です。
「opensource COBOL」最新版のダウンロードはこちら。opensource COBOLには、『opensource COBOL』と『opensource COBOL 4J』があります。


取り組み
①オープンCOBOLソリューション部会に参画し、以下の活動をおこなっております。
- ・opensource COBOLの日本語対応
 - ・opensource COBOLと、PostgreSQLやTomcatなど、他のOSSとの連携技術
 - ・opensource COBOLのバグフィックス
 
②opensource COBOL及び関連するOSSに対して以下のソリューションを提供しております。
- ・opensource COBOL版AJTOOLの開発・提供
 - ・opensource COBOL、関連するOSSのサポート
 - ・opensource COBOLへのマイグレーションサービスの提供
 

opensource COBOL

- COBOLをC言語にトランスレート、Cコンパイラでバイナリを生成します。
 - Linuxは配布に含まれる『gcc』を使用します。
 - WindowsはVisual Studioの『cl』やLinuxエミュレータ(CygWin/MinGW)を利用します。
 
opensource COBOLのインストールの方法はこちら。
opensource COBOL 4J
- Javaに対応したopensource COBOLの新しいプロジェクトです。
 
WEBシステムやクラウドAPIとの親和性の高いJavaへのトランスレート版です。

- COBOLをトランスレートして Javaを生成、javacでバイトコードを生成します。
 - 他システム、クラウドサービス、デジタル技術との連携を推進します。
 
- opensource COBOL 4Jはコンパイラとして提供されます。
 - 生成される中間Javaコードは可読性があります。
 - 他のJava化方式と異なり、COBOL維持とJava移行の両立が可能です。
 


CUSTOMER CASE opensource COBOLのお客様事例
ホストからの部分マイグレを2ヵ月で完了

