広島みずほカントリークラブ

予約管理の効率化とフロント業務の省人化を実現。
更なる顧客満足度向上を目指す。

 


 

広島みずほカントリークラブ様
東広島市八本松町に1978年にオープンし、長い歴史を持つ広島みずほカントリークラブ様。志和インターチェンジ・西条インターチェンジから約20分、八本松駅からタクシーで約7分、東広島駅からタクシーで約20分の場所にあります。安田幸吉氏が設計した丘陵コースは、初心者から上級者まで誰もが楽しめるように設計されており、美しい自然を生かしたコースとなっています。現在、お客様へのサービス向上と業務効率化を目的として「SwingClub-Cloud」「ゴルフ場アプリ」「自社ホームページ予約サービス」等をご活用いただき、9月末より「カートナビシステム」も導入いただいております。それぞれのサービスを導入いただいた背景や活用方法、効果などを営業部 佐々木氏に伺いました。
公式サイト:https://www.hmizuhocc.jp/
(取材:2022年9月)
・予約管理が煩雑
・人手不足
・予約管理の連携
・システムを活用した業務効率化

広島みずほカントリークラブ様の特長・魅力について教えていただけますか。

美しい自然を生かしたコースが特長で、池やバンカーが印象的な個性ある18ホールです。近年は、コースのメンテナンスに力をいれており、支配人はじめ従業員総出で景観も含めコースを良くしています。特にグリーンの品質にはこだわっていて、メンバー様からも高評価をいただいています。また、気軽に参加していただきたいという思いから、シニアカップやレディースカップなどオープンコンペの開催も定期的に行っています。

システム化を進めた理由を教えていただけますか。

2022年2月に経営交代したこともあり、今以上に顧客満足度を上げていこうという動きが大きくなったことが1番の理由です。これまではほとんどシステム化されておらず、有人対応が中心だったため、受付や予約対応時にお客様をお待たせしてしまうことがありました。これらの対応をスムーズにすることで顧客サービスの向上を図りたいと思い、システム化を検討するようになりました。2022年6月より「SwingClub-Cloud」「ゴルフ場アプリ」「自社ホームページ予約」「自動精算機」の運用を開始し、やっと新しい環境に慣れてきたところです。9月末より新たに「カート運行ナビ」の導入を開始したので、こちらの効果も楽しみです。

サービスを導入いただく前の課題について教えていただけますか。

予約管理、フロント業務において下記のような課題がありました。

 

【予約管理】

2022年5月末ごろまで予約台帳を使用し、手書きで管理していました。予約台帳の情報をシステムに入力する必要があり、午前中はほぼ予約の作業に手を取られていたように思います。また、外部の予約サイトとも連携がされていないため、一度手書きの予約台帳に記入後、システムに入力する必要があり、二度手間になっていました。

 

【フロント業務】

受付から精算は、全てフロントの従業員が対応していました。多くの方にご利用いただく週末や大型連休は、お客様をお待たせしてしまうことや、フロント業務に追われ、お客様とコミュニケーションを図る余裕がなく、サービス向上は大きな課題でした。また、システム導入前は3名体制で業務を担当していましたが、人手不足の影響でシフトを組むのが難しく、省人化も課題になっていました。

導入を決めた理由・ポイントを教えていただけますか。

システム導入にあたり、数社検討しました。1番意識していたことは、使いやすさです。システム化して便利になるのは良いですが、スタッフが使いこなせなければ意味がありません。「SwingClub-Cloud」は、タッチモニタでタブレット端末やスマートフォンのように扱えますし、画面が見やすく、使いやすいと感じました。また、担当してくださった営業、技術担当の人柄がとてもよかったことも決め手になりました。

導入後の効果・感想を教えていただけますか。

 

現在、「SwingClub-Cloud」を予約、フロント、バックヤードの会員管理等で活用しています。「セルフチェックイン対応 自動精算機」も同時に導入し、チェックインから精算までセルフで対応できるようになりました。

 

【予約管理】

これまで手書きの予約台帳の情報をシステムに打ち直していたため、予約管理の業務に時間を取られていましたが「SwingClub-Cloud」を導入したことで、リピーターさんであればシステムから情報を呼び出すことができるため入力の手間が減りました。そして何よりWEB予約(自社WEB、外部の予約サイト)に関しては、何もしなくても予約情報がシステムに連携されるので無駄な時間を減らし、業務効率化に繋がっています。 また、予約管理がシステム化されたことで、WEB掲載できる空き枠を増やすことができ、これまで3割ほどだったWEB予約の比率が5割ほどと増えてきています。WEB予約は、若いお客様の利用が多く、新規のお客様も増えてきています。 あと嬉しいことでいえば、出先での予約対応がとても楽になりました。これまでは、事務所のスタッフに予約台帳を確認、記入してもらっていましたが、いまはクラウド対応の予約機能を導入したことからスマホから予約状況を確認し、予約を取ることができます。確認と手間が減り、助かっています。

 

【フロント業務】

「ゴルフ場アプリ」を活用したアプリチェックインの普及に努めているところで、少しずつ自動精算機でのセルフチェックインの利用が増えてきました。精算に関しては、ほぼ100%自動精算機にて精算いただけるため、時間の余裕ができました。その分スタッフは、お客様へのお声がけや次回予約の対応、操作に困ったお客様のフォローなど、よりお客様と会話する時間を増やすことができています。

 

【カート運行ナビ】

全国のゴルフ場も近隣のゴルフ場もそうですが、カートにナビがついているのが当たり前になってきていて、お客様からカートナビがついているか確認されることが増えてきました。特にコンペの幹事の方は、ナビがあるとコンペのリーダーボードを見ることができますし、初めての方でもどのようなコースか把握できるため、問い合わせをいただくことが多いです。導入したばかりなので効果はこれからですが、待ち望んでいたお客様は多いと思います。

今後はどのような活用計画をお考えですか。

まずは導入しているサービスを上手く活用していきたいです。特に「ゴルフ場アプリ」に関しては、まだ会員数が少ないため、お声がけをしてアプリ会員を増やしていきたいです。会員数が増えれば、アプリを活用した販促や、ポイントサービスを利用していく予定です。 また、最近レストランをリニューアルし、スタッフ募集をしているのですが、思うように人が集まらず、人手不足が課題となっています。こちらも省力化できる部分は対応し、スタッフの負担軽減と業務効率の向上を図りたいです。

 

―本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。